2024-01-01から1年間の記事一覧

下北沢の二子道は明治の道

世田谷区の第2回地域風景資産として、「2-01 北沢地域に隠れている石造物群 ~茶沢通り(旧二子道)界隈~」というのが選定されています。 これをみて、下北沢に二子道という名前の古道があったとして、紹介されているサイトも見られるようになっています。 …

日光東往還のフェンス

日光東往還を、結城から北に向かうと、神明神社の少し手前で県道147号へ左に曲がり、最初の角を右折し、水川商店の前を通って神明神社前に出るのが街道筋です。 水川商店の裏手には一里塚が残っているようです。 神明神社から東往還を北に向かうと、四季の杜…

東京の道路名称の歴史

1.江戸時代 寛政12年(1800)から7年の歳月を費やして完成された五海道其外分間延絵図並見取絵図から、五街道と主要な脇街道の名前が分かります。 東京を通っているものは、東海道、中山道、日光道中(奥州道中)、甲州道中、日光御成道、水戸佐倉道です。…

コスタイベについて

コスタイベは、10月1日からの新型コロナワクチンの定期接種に加えられた次世代型mRNAワクチンと言われるもので、レプリコンワクチンとも呼ばれています。 文献によると、ベネズエラウマ脳炎ウイルスを組み替えたもののようで、組換+鎖RNAウイルスを用い…

判例の研究[ただ乗り(フリーライド)事件] -司法の暴走-

1.はじめにただ乗り(フリーライド)行為が問題となっている事件があります。有料の乗り物をただで乗ることは違法なことで、特許権や著作権などの独占権を侵害する行為は違法になります。一方、ただの乗り物、例えば催し物の無料送迎バスに催し物の参加者…

滝坂道の変遷

2025.3.31に書き直しました。 [江戸時代] 文化2年(1805)の目黒筋御場絵図というのがあります。渋谷道玄坂で相州往還と分かれ、太子堂、若林、豪徳寺の北側、廻澤、上祖師谷を通る道が描かれています。御場で隠れていますが、甲州街道に合流しているのでし…

人見街道

久我山5丁目24番23号に、杉並区が設置した人見街道の案内表示板があり、そこには次のようにあります。 「浜田山駅北側の、井の頭通りの分岐を起点に高井戸東・高井戸西・久我山を通って府中市若松町の新小金井街道に接する都道14号及び110号は人見街道と呼ば…

品川道と品川区が設置した道標

新編武蔵風土記稿に出てくる品川道を見て行きます。 荏原郡馬込領池上村のところに、「村内一條の往還あり、東の方堤方村より入り、本門寺の門前を橫ぎりて西の方德持村に達す、この往還郡中品川宿より橘樹郡稻毛領に達す、故にこれを稻毛道とも、或は品川道…

六郷田無道の不思議

世田谷区祖師谷6丁目にある塚戸公園に「せたがや百景」の説明板があり、「48上祖師谷の六郷田無道」として、「この道は、かつて「府道六郷田無線」といって、今の中央線である甲武鉄道が明治22年に新宿~八王子間に開通するまでは、六郷・蒲田方面から…